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カート
カートが空です
甘い香りに、夜がほどける。
香りは華やかに、味わいは凛と。
フルーティーな香りがするからといって、甘い酒とは限らない。
りんごや洋梨、熟した果実を思わせる香りがあっても、口に含めばすっきりと切れる酒もある。反対に、香りは穏やかでも、しっかりと甘みを感じる酒もある。香りと、味わいは別のものだ。
稲花のフルーティーな酒にも、華やかな香りがあり、酒そのものの甘みがある。けれど、甘さだけを強くした酒をつくりたいとは思っていない。
香りを強くし、甘さを前に出した酒は、一口目はうまい。鑑評会のように一口で評価される場では、その設計が有利に働く。近ごろは、普段飲みの酒までその方向に寄っている。
けれど、つまみと合わせると、甘さがくどい。杯を重ねると、飽きる。一口目のうまさと、一本飲みきったあとのうまさは、同じではない。
甘い酒と、甘ったるい酒は違う。
口に含んで甘さを感じても、そのあとに米の旨みや酸があり、酒としての味わいが続いていく。そして飲み込んだあとは、甘さをいつまでも残さず、きちんと切れる。
香りが華やかだから、香りだけで飲ませるわけではない。甘みがあるから、甘さだけで飲ませるわけでもない。
香りがあり、甘みがあり、旨みがあり、最後にはキレがある。その全部があって、もうひと口飲みたくなる。
華やかに香る。 甘みはある。 そのうえで、酒として、ちゃんとうまい。
それが、稲花の考えるフルーティーな酒だ。
¥3,960〜
¥3,520
¥1,920〜
¥1,650〜
¥1,150
¥4,950
¥2,500
ひと口で終わらない華やかさがある。飲み終えたあとに、もう一度思い出す。
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